今週の競馬ニュースまとめ【10月26日〜11月1日】

今週の競馬ニュースまとめ【10月26日〜11月1日】

10月26日から11月1日までの1週間に報じられた競馬のニュースを、出典つきの要約と当サイトの見方で整理しました。要約は当サイトの言葉で書いています。先週末の重賞4鞍の公式結果と配当、今週の重賞予定もあわせて載せています。詳細は各出典の元記事を確認してください。

今週の主なニュース

10月29日 門別のエーデルワイス賞(JpnIII・ダート1200m)は地元北海道所属の7番人気クラプロスパー(山本聡哉騎手)が優勝。2着も北海道のセルアウトクラウドで、地元勢が1、2着を占めた。(出典: netkeiba)

門別のエーデルワイス賞(JpnIII・ダート1200m)は重馬場で行われ、地元北海道所属の7番人気クラプロスパー(山本聡哉騎手・村上正和厩舎)が中団から脚を伸ばし、逃げた最上位人気のセルアウトクラウドを差し切りました。2着のセルアウトクラウドも北海道所属で地元勢が1、2着を占め、3着には美浦・田中勝春厩舎のミカミッチーが入り、ほかの上位人気馬は掲示板を外しています。勝ち馬は父アルクトスで、前走の門別での勝利に続く連勝で重賞の勝ち星を重ねました。

10/29 門別11R
エーデルワイス賞
JpnIII・ダ1200m
クラプロスパー 7番人気 山本聡騎手
単勝 1,140円3連単 41,360円波乱

当サイトの見方: 中央からの遠征馬も交えた交流重賞で地元の馬が1、2着を占めたことは、門別で鍛えられた2歳ダート馬の水準を測り直す材料になります。重馬場で逃げ馬が残る流れを中団から差し切った勝ち方は、人気順の低さとは切り離して評価しておきたいところです。今週は同じ門別でJBC2歳優駿が組まれており、地元勢と遠征勢の力関係をもう一度確かめる場になります。

10月30日 矢作芳人厩舎のシンエンペラー(牡5)が10月30日付で競走馬登録を抹消され引退。北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる。矢作師は体調を万全に戻すのが難しいと判断したと説明。(出典: デイリースポーツ)

矢作芳人厩舎のシンエンペラー(牡5)が10月30日付で競走馬登録を抹消され、現役を退きました。米国遠征からの帰国を経ての決断で、今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となります。矢作調教師は今後万全な体調にさせることが難しいと判断したと説明し、満足のいく体調で使えなかったのは調教師としての力不足で、悔いのほうが大きいと語りました。

当サイトの見方: 京都2歳Sと昨年のネオムターフカップを勝ち、海外遠征を重ねてきた馬が体調を理由に引退する経緯は、長距離輸送を伴うキャンペーンの負荷という論点を改めて突き付けます。管理調教師が自らの力不足と悔いを口にした点は、関係者がこの馬の能力をどう見ていたかを示す言葉として重く受け止めています。種牡馬としての評価は産駒が走り出してから判断すべきもので、当サイトでも結果が出た段階で改めて検証します。

10月30日 友道康夫厩舎のスティンガーグラスが11月3日の豪メルボルンカップ(G1)を出走回避。現地レーシング・ヴィクトリアの裁決委員が故障のリスクがあると判断して除外したとJRAが発表した。(出典: JRA公式)

友道康夫厩舎のスティンガーグラスが、11月3日に豪フレミントン競馬場で行われるメルボルンカップ(G1)への出走を取りやめました。JRAの発表によると、現地のレーシング・ヴィクトリアの裁決委員が同馬に故障のリスクがあると判断し、競走の登録から除外するよう命じたことによるものです。発表に関係者のコメントは添えられておらず、同競走の馬券発売は予定どおり行われます。

当サイトの見方: 陣営の自主的な回避ではなく、主催者側の裁決委員が判断して出走を止めたという点で、日本馬が参戦する際の現地基準の厳しさを示す事例になりました。故障の内容や判断に至った経緯は発表に含まれていないため、当サイトとしては陣営からの説明を待って評価したいと考えています。レース自体は予定どおり行われ日本でも馬券が発売されますから、スティンガーグラス抜きのメルボルンカップをどう見るかという視点も必要になります。

10月30日 11月3日に金沢競馬場で行われるJBCクラシック(JpnI・ダート2100m)の枠順が確定。川崎記念を勝ったカゼノランナーは8枠12番、帝王賞2着のアウトレンジは2枠2番に入った。(出典: netkeiba)

11月3日に金沢競馬場で行われるJBCクラシック(JpnI・ダート2100m)の枠順が確定しました。川崎記念を勝ったカゼノランナー(栗東・松永幹夫厩舎・西村淳也騎手)は大外の8枠12番、名古屋グランプリを勝ち帝王賞で2着に入ったアウトレンジ(栗東・大久保龍志厩舎・松山弘平騎手)は2枠2番に入っています。ほかにストレングス、サントノーレ、ワンダーディーンなどが顔をそろえました。

当サイトの見方: 小回りの金沢で争われる2100m戦だけに枠と道中の位置取りが結果に影響しやすく、内外に分かれた有力馬の対比はこのレースの見どころのひとつです。カゼノランナーが外から位置を取りに行くのか、アウトレンジが内で脚をためられるのかという論点は、人気とは別に押さえておきたい部分です。ブリーダーズカップで日本のダート馬が結果を出した直後の国内ダート最高格付けの一戦だけに、ここを勝った馬がこの先どこへ向かうのかという文脈でも見ていくことになります。

10月31日 京都のKBS京都賞ファンタジーS(GIII・芝1400m)は3番人気ニクスルーナ(岩田望来騎手)が優勝。2着に5番人気フェリチタ、3着に11番人気バタフライが入った。(出典: スポーツナビ)

京都・芝1400mの2歳牝馬重賞、KBS京都賞ファンタジーSは、岩田望来騎手の3番人気ニクスルーナ(高柳大輔厩舎)が中団からメンバー最速の上がりで差し切りました。2着は5番人気のフェリチタで着差はクビ、3着には逃げ粘った11番人気のバタフライが入り、上位人気のブライトスクリプトとイモージェンは掲示板止まりでした。晴れの良馬場で、終いの速い流れになっています。

10/31 京都11R
ファンタジーS
G3・芝1400m
ニクスルーナ 3番人気 岩田望来騎手
単勝 630円3連単 383,850円順当

当サイトの見方: 逃げたバタフライが3着に残り、先行したフェリチタが2着に粘った流れを後方から差し切ったのは勝ち馬だけで、前が止まらない展開で届いたという事実は着順以上に評価してよい内容だと見ています。現地日付では同じ日に厩舎の管理馬が米国のブリーダーズカップスプリントも制しており、高柳厩舎にとっては海の向こうと京都で重賞を分け合う形になりました。上位人気が掲示板止まりに終わった以上、2歳牝馬路線の序列はまだ固まっておらず、ここで敗れた馬たちの巻き返しも含めて見ていく必要があります。

11月1日 第174回天皇賞(秋)(東京・芝2000m)は4番人気ダノンデサイルが戸崎圭太騎手で優勝。2着は8番人気ネブラディスク、1番人気クロワデュノールは5着。戸崎騎手は天皇賞初制覇。(出典: 日本経済新聞)

東京・芝2000mで行われた第174回天皇賞(秋)は、戸崎圭太騎手が騎乗した4番人気のダノンデサイルが制しました。2着には8番人気のネブラディスクが入り、1番人気のクロワデュノールは5着、上位人気の一角だったマスカレードボールも掲示板には届いていません。勝ち馬は栗東・安田翔伍厩舎のエピファネイア産駒で、戸崎騎手と安田調教師はそろってこれが天皇賞初制覇でした。

11/1 東京11R
天皇賞(秋)
G1・芝2000m
ダノンデサイル 4番人気 戸崎圭太騎手
単勝 1,080円3連単 297,820円順当

当サイトの見方: 人気上位がそろって崩れた一方で、勝ったダノンデサイルは海外でも勝ち星を持つ実績馬ですから、まったくの伏兵が台頭したレースだったとは見ていません。当サイトでは、クロワデュノールが5着に終わった原因を馬場、展開、当日の状態のどこに置くかが、年末に向けた古馬中距離路線を読むうえでの最初の論点になると考えています。戸崎騎手と安田調教師にとって初めての天皇賞だったという事実も、東京の大舞台でどんな組み立てをしたのかを映像で振り返っておく理由になります。

11月1日 米キーンランド競馬場のブリーダーズカップスプリント(G1・ダート1200m)でテーオーエルビス(高柳大輔厩舎・坂井瑠星騎手)が優勝。日本調教馬による同レース制覇は初めて。(出典: 東スポ競馬(Yahoo!ニュース))

米キーンランド競馬場のブリーダーズカップスプリント(ダート1200m)で、坂井瑠星騎手のテーオーエルビス(栗東・高柳大輔厩舎)が、人気を背負った米国馬イングリッシュマンを直線で差し切りました。日本調教馬がこのレースを勝つのは初めてで、同馬にとってはチャーチルダウンズSに続く米国G1連勝になります。坂井騎手は「すごいパフォーマンスでした」と振り返り、高柳調教師は流れが速ければ控える作戦を伝えていたとしたうえで「正直かなり不安はありました」と明かしています。

当サイトの見方: 速い流れを見て控える形を選び、終いの脚で最高峰の短距離戦を差し切った内容は、日本のダート短距離馬の評価を書き換える材料になります。現地時間では同じ日に京都でニクスルーナがファンタジーSを勝っており、高柳厩舎が日米で重賞を制したことも、この週を語るうえで欠かせません。一方で同じ日本馬のアメリカンステージは前につけすぎた可能性を鞍上が口にして後方に沈んでおり、同じレースでも展開への対応ひとつで結果が割れたことは覚えておきたいところです。

11月1日 ブリーダーズカップクラシック(G1)では連覇を狙ったフォーエバーヤングが単勝1番人気で5着、テーオーパスワードが4着。優勝は米国調教馬のソヴリンティ。(出典: JRA公式)

ブリーダーズカップクラシックでは、連覇を狙った単勝1番人気のフォーエバーヤング(坂井瑠星騎手・矢作芳人厩舎)が5着、同じ日本馬のテーオーパスワード(木村和士騎手・高柳大輔厩舎)が4着に終わり、優勝はW.モット調教師が管理する米国調教馬のソヴリンティ(J.アルバラード騎手)でした。上位は米国勢が占め、日本馬同士はハナ差で前後する形になっています。坂井騎手は想定ほど速くない流れで先行し手応えも良かったとしながら「ソヴリンティが来た時には脚が残っていませんでした」と振り返り、矢作調教師は最善の位置を取れたのに直線で伸びなかった理由は分からないとして、敗因を突き詰めたいと話しました。

当サイトの見方: 昨年の覇者が力を出し切れなかったこと以上に気になるのは、陣営自身が敗因をつかめていないと語った点で、ここを体調、展開、相手関係のどれに置くかで次走以降の見方は変わってきます。対照的にテーオーパスワードは砂を被らないよう先行する作戦をそのまま実行し、高柳調教師が米国の馬場が合ったと評した走りで4着まで来ました。同じ厩舎がスプリントを勝ち、クラシックでも日本馬最先着になったことは、日本のダート路線の厚みが特定の馬に依存しなくなりつつある兆しだと受け止めています。

先週末の重賞 結果早見表(公式結果より)

日付 レース 勝ち馬(人気) 騎手 単勝 3連単
10/28 マイルグランプリ(SII・大井) ソニックスター(2番人気) 笹川翼 440円 6,870円
10/29 エーデルワイス賞(JpnIII・門別) クラプロスパー(7番人気) 山本聡 1,140円 41,360円
10/31 ファンタジーS(G3・京都) ニクスルーナ(3番人気) 岩田望来 630円 383,850円
11/1 天皇賞(秋)(G1・東京) ダノンデサイル(4番人気) 戸崎圭太 1,080円 297,820円

3連単配当くらべ(先週末の重賞)

ファンタジーS(京都) 383,850円
天皇賞(秋)(東京) 297,820円
エーデルワイス賞(門別) 41,360円
マイルグランプリ(大井) 6,870円
出典: 公式配当(上の結果早見表と同じ数字)

今週の総評

この一週間は、海外で日本のダート馬の立ち位置が大きく動いた週でした。ブリーダーズカップでは高柳大輔厩舎のテーオーエルビスがスプリントを日本馬として初めて制し、同厩舎は現地日付で同じ日に京都のファンタジーSも勝ち、クラシックでもテーオーパスワードが4着に入りました。連覇を狙ったフォーエバーヤングは5着に終わり、矢作調教師は伸びなかった理由が分からないと語っています。シンエンペラーの引退、スティンガーグラスのメルボルンカップ除外も含め、遠征の成果とリスクの両面が一度に表れた週でした。

国内では天皇賞(秋)で1番人気のクロワデュノールが5着に沈み、2着に8番人気のネブラディスクが入りました。ファンタジーSは上位人気が掲示板止まりで3着に11番人気が食い込み、門別のエーデルワイス賞も7番人気の地元馬が最上位人気を差し切っています。人気の根拠がどこにあったのかを、着順の裏の展開や馬場からたどり直すことが、当サイトの役割だと改めて感じた週でした。

今週の重賞予定

日付 レース 格 競馬場
11/3(火) JBC2歳優駿 JpnIII 門別
11/3(火) JBCクラシック JpnI 金沢
11/3(火) JBCスプリント JpnI 金沢
11/3(火) JBCレディスクラシック JpnI 金沢
11/4(水) 平和賞 SII 船橋
11/7(土) 京王杯2歳S G2 東京
11/7(土) 京都ジャンプS J・G3 京都
11/8(日) アルゼンチン共和国杯 G2 東京
11/8(日) みやこS G3 京都

今週は11月3日のJBCが軸で、金沢でクラシック、スプリント、レディスクラシック、門別でJBC2歳優駿が行われます。クラシックは大外のカゼノランナーと内のアウトレンジの位置取り、2歳優駿はエーデルワイス賞で地元勢が見せた力が通用するかが論点です。同日のメルボルンカップはスティンガーグラス不在のまま行われ、翌日は船橋で平和賞があります。週末は東京の京王杯2歳Sとアルゼンチン共和国杯、京都の京都ジャンプSとみやこSで、ファンタジーS後の2歳戦線とブリーダーズカップ後のダート路線を国内の物差しで読み直します。

先週末の重賞と当サイトの検証記事

先週末に施行された重賞は、公式配当と各サイトの公表実績を照合した結果記事を公開しています。

※本記事は公開報道の事実整理と、それに対する当サイトの見方です。予想・購入の推奨ではありません。内容は各出典の報道時点のものです。レースの結果・配当は公式の公開結果に基づきます。

検証・記録: 悪質競馬予想チェッカー(u85.jp)

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直近の重賞的中があるサイト

天皇賞(GⅠ・11/1(日)東京)の的中報告を当サイトが公式配当と確認できたのは10サイト

昨日の的中報告が多いサイト

昨日 11/1(日) 東京・京都・帯広・盛岡・高知・佐賀。当サイトが公式配当と確認できた報告 延べ271件

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昨日 11/1(日)に当サイトが公式配当と確認できた報告を金額順で。同額は同じレースの報告です

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優良認定サイトへの直近3日の新着口コミ 510件。投稿が多い順

今日の会場の配当基準線

今日 11/2(月)開催の各会場、この30日の3連単の真ん中(中央値)と最高。大きな数字の物差しに
  • 帯広 ¥19,600
    14開催日・最高 帯広1R ¥367,840
  • 盛岡 ¥10,040
    13開催日・最高 盛岡11R ¥1,300,940
  • 笠松 ¥7,890
    7開催日・最高 笠松5R ¥1,243,200

悪評が増えてきてるサイト

優良認定でないサイトへの直近7日の口コミのうち、悪評の言葉(当たらない・返金・詐欺 など)を含む投稿の数。増加中のサイトを先に、多い順

最近閉鎖が確認されたサイト

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直近一週間の口コミで高評価

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